
SEC Reopens RIA Applications for FINMA-Supervised Swiss Firms
米証券取引委員会(SEC)は、国境を越えた投資助言の流れを一変させる可能性のある動きとして、FINMAの監督下にあるスイスの事業体による米国での登録投資顧問(RIA)資格取得申請の処理を再開すると発表した。SECは数年間新規登録を停止していたが、FINMAとの新しい合意に従い、このプロセスが即時に再開された。両規制当局は、スイス金融法(FINMA第42c条および第43条)と米国証券規則の両方に準拠するよう検査手順を明確化し、スイスの資産運用会社が米国の顧客に法令を順守した国境を越えたサービスを提供するためのより円滑な道筋を可能にした。スイスのRIA以外にも、これはよりオープンな規制姿勢を示唆している可能性がある。将来を見据えたプロップファームやフィンテックのスタートアップ企業は、米国参入戦略を計画する際にこれを常に念頭に置くべきである。