
FCAが不正な金融インフルエンサーに対する世界的な取り締まりを主導 - 逮捕、警告、削除が急増
イギリスの金融行動監視機構(FCA)は、世界8つの規制当局と協力し、ソーシャルメディアでの違法な金融プロモーションに対する大規模な取り締まりを開始しました。
この「一斉行動週間」の結果、以下が実施されました:
- イギリス国内での3件の逮捕および刑事告発
- 7件の停止命令書の送付
- 50件以上の警告の公表
- 650件以上の投稿や違法ウェブサイトの削除要請
対象となったのは、金融商品やトレードサービスを“自由”や“成功”のイメージで誇大に宣伝していた未認可のインフルエンサーたち。FCAの執行担当エグゼクティブディレクター、スティーブ・スマート氏は次のように述べています。
「彼らは責任を持って行動し、金融商品のプロモーションは許可を得た上で行う必要があります。さもなければ、相応の結果が待っています。」
🔎 プロップファームにとっての重要ポイント:
- 規制の厳しい地域(例:イギリス、UAE)で活動する場合は、アフィリエイトやプロモーションパートナーの内容を確認・監督すること
- 「保証利益」や「リスクなし」といった誇大広告は避けること
- 金銭的報酬や利益配分とセットでの広告が、規制対象になる可能性を評価すること
PropInsiderでは、今後もソーシャルメディア、トレーディング、そして金融規制の交差点における動向を追跡していきます。