
cTraderがWebViewプラグインのサポートを追加 - プロップファームがトレーダー体験をカスタマイズするための新ツール
Spotwareは、同社のcTraderプラットフォームにWebViewプラグインのサポートを追加しました。これにより、テクノロジー主導のプロップ企業を含むブローカーは、よりダイナミックでブランドに沿った取引環境を提供できるようになります。
WebViewプラグインは、AIアシスタント、内部リーダーボード、カスタムダッシュボード、教育用ウィジェットなど、独自のWebコンテンツをcTraderのデスクトップ、Web、モバイルインターフェース内にシームレスに統合できる仕組みです。
従来のプラグインとは異なり、WebViewプラグインは軽量でクラウド同期型、さらに展開が容易です。プロップ企業は独自のプラグインを開発し、cTrader Storeを通じて配信でき、エンゲージメント向上やブランド差別化のツールとして活用できます。個々のトレーダーや開発者も、自身のツールを公開・収益化できることで、プラットフォーム全体のエコシステムが拡大します。
プロップ企業にとって、この新機能は以下のような活用が可能です:
- オンボーディングジャーニーの表示
- トレーダー向けのコーチングモジュール
- 社内向けニュースフィード
- 独自の分析ツールなど
プラグインの作成には、cTraderのAPIを使ったWebサービスの接続のみでOK。高度なコーディングは不要です。一度構築すれば、全デバイスで自動同期されます。
cTrader Storeが急速に進化していることからも、Spotwareは今後、オープンでコミュニティ主導のトレーディングイノベーションを目指していることが明らかです。プロップ企業にとっては見逃せない動きです。
PropInsiderは、プロップ企業のスケーリングやエンゲージメントに寄与する最新のプラットフォーム進化を今後も追跡していきます。